ベルナール・デュガ・ピ氏より、GCCへメッセージ!

 

 この度7月27日に行われるGCC主催の試飲会「Domaine Bernard DUGAT−PY 2000 Horizontal 〜デュガ・ピの2000年と、それぞれの畑の個性を把握する〜」(大阪:オステリア・レンドラ 詳しくはGCC 2003年夏の日本ワイン会参照)に寄せて、デュガ・ピ氏より直接メッセージを頂くことが出来た!

 

ベルナール・デュガ・ピ氏より、GCCへメッセージ

 

 〜これらのワインは少なくとも1〜2時間前にはデキャンタして、17〜18℃でサービスしてください。

 2000年は大変凝縮したミレジムです。当然ながらまだ「飲む時期を待つ」ことが必要な若いワインですので、その力強さが一部の果実味を隠してしまっているでしょう。

 エヴォセル、マジ・シャンベルタン、シャンベルタンからは特にミネラルをはっきり感じることが出来ると思います。

 最後に、大阪でのワイン会が素晴らしいものになることを願っております。そして私達のドメーヌを選んで頂いてありがとう!〜

 

またデュガ・ピ氏には以下の順番でワイン会の内容をご案内したのだが、デュガ・ピ氏よりサービスする順番もアドバイス頂いた。

以下のワインリストはどの順番でサービスされるのがベストなのか!?それは当日のお楽しみ!である。

 

@     Bourgogne

A     Gevrey Chambertin  Coeur du Roy

B     Gevrey Chambertin Evocelles

C     Gevrey Chambertin 1er Cru

D     Gevrey Chambertin 1er Cru Petite Chapelle

E     Mazis Chambertin

F     Charmes Chambertin

G     Chambertin

H     ???  199?年

 

 ところでドメーヌ・ベルナール・デュガ・ピは、なんとサイト(英語ヴァージョンもあり)も持っている。

www.dugat-py.com

 先日ドメーヌ・ベルナール・デュガ・ピの近況報告を幣HPで紹介したが、氏のサイトには2002年の簡単な収穫情報も掲載されているので、ここに報告したい。

〜2002年収穫情報〜

 2002年は長期の熟成タイプの偉大なミレジムです。

 ブルゴーニュにおける2002年の夏は、非常に乾燥したミレジムの一つとして我々の記憶に残るでしょう。ブドウは皮の厚い、非常に健康なものとなりました。

 収穫も順調に進みました。というもの期間中は天気が良かったにもかかわらず、涼しかったからです。収量は2000年や2001年に比べてやや少なめ(パーセルにより5−10%減)です。

収穫時のブドウは過熟ではない成熟を得ると同時に高いレベルの酸を留め、それは将来性のあるものでした。

 私達が2002年のワインに期待できることとは?それはしっかりと骨格があり、かつ豊満でゆっくりと熟成するだろう、ということです。熟成を待つと素晴らしい答えが返ってくるでしょう。