「ラフィット、垂直」 |
ラフィットは常にラフィットであってほしい。ワインの人気が色々な方向へ分散する中、ラフィットを口にする機会に恵まれたなら、そこに求めるのは「確実に、凛とした気品に触れられるのでは?」である。
幣HPのGCCニュース「GCCってパリでは、何しているの? 〜5大シャトーの2002年を利く〜」では筆者が唯一正確に言い当てた(?)のもラフィットだったが、これも偶然ではなく、やはり「ラフィットは、ラフィットであったから」だと思う。ちなみに当時の筆者のテイスティング・コメントは、
ワイン その1 (→ムートンであった)と比べて、より硬質なミ・ド・クレヨンと、ヨード感。ミネラル、ミネラル、ミネラル、そしてミルクや、黒トリュフの予感、バラやスミレといったフローラルな要素の複雑さ。それらの香りが開いては閉じ、そして次には真っ直ぐと立ち上る。
タンニンのエレガントさ、ねっとりとした密度、それを重く感じさせないミネラルと酸。試飲の途中に気を抜ける瞬間が全く無く、余韻も非常に長い。最もポテンシャルを感じ、ワインとしても好きな繊細なスタイルであった。
夏の終わりにラフィット。暑苦しいと思わないで欲しい(?)。むしろ秋を迎えるための、素敵な一夜となるはずだ。
ワインリスト |
2002年
1999年
1985年
1983年
1975年
???年
* ???年は、当日のお楽しみです!
日時:2005年8月30日(火) 19時30分より
場所(予定):オステリア・レンドラ
大阪市北区天神橋3−7−13 ラヴーボ扇町
電話:06−6357−3366
担当:金本仁美(090-7416-5514 もしくはosaka@amzwine.co.jp)
(注: 幣HP宛の連絡は8/6〜15まで、運営者の休暇のため対応が出来ません。スミマセン、、、)
会費:28000円(食事、税込み)
先着順10名まで。また、人数が揃わなかった場合は延期します。