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土地勘無し、車(運転能力)無し、語学力無し、会社の看板(知名度)も無し。無いものを挙げればキリがない。
「よく、そんな状態で行ったこともないところに行くものだね。不安じゃないの?」
よくそう言われる。言われてみると、確かにそうだ。上に挙げたどれか一つでもあれば、もっとスムーズに行動しているはずだ。
そして仮に私が日本の造り酒屋の主人だとしよう。日本語が片言しか話せない日本酒のプロを名乗る外国人から、怪しげな日本語を駆使した訪問依頼のメールやファックスを送られてきたとする。果たして快く彼らを迎えることが出来るだろうか?
ただここはさすがTOLERANCE(トレランス:寛容)の国、フランス!たとえ極右が台頭しようとも、根底にある寛容の精神は健在なのだ!そしてお題はワインなのだ。自国の酒に惚れて、海を越えてやってきた者を邪険に追っ払ったりはしない。だからとりあえず、不安があろうとまずはそこまで行ってしまう。
そんな訳で毎回快く迎えてくれる彼らと、彼らへの訪問を助けてくれる知人達に感謝を込めて、余り参考にはならないであろう悲喜こもごもの裏話を少々、、、。
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